カリキュラム:生活支援のためのリハビリテーションの知識

領域名: リハビリテーションに関する領域

科目名: 生活支援のためのリハビリテーションの知識

教育目的:
・リハビリテーションの理念や知識を活用し、リハ職種と連携しつつ生活を支援することができる力を育成する

到達目標:
・リハビリテーションの理念とICF(国際生活機能分類)の考え方を理解し、生活リハの視点を持つことができる
・関節・骨格筋・神経などの構造に関する知識を活用して運動学的に分析・評価する視点を持つことができる
・病的な状態であっても、可能な動作を考え、支援することができる
・心理的な知識・技術(人間関係論・コミュニケーション手法等)を活用し、利用者の意欲を引き出す視点を持つことができる。
・リハ職種との連携・協働を行うために必要な視点や知識を習得し、連携・協働ができる

時間数: 20時間

含むべき内容:
○リハビリテーションの理念
○心身の評価とアプローチ
○各日常生活動作における各関節・筋の運動、および上肢・体幹・下肢の相互関係
○運動学的視点を生活支援に活かす考え方
○生活支援の中で活かすリハビリテーションの視点
○心理的な理解を生活支援に活かす考え方
○リハ職種との連携・協働を行うために必要な視点と知識

含むべきキーワード:
リハビリテーション、運動機能、人間関係論、人間発達論、社会発達論、傾聴、アサーション、リハ職種との連携

考えられる展開:
○講義と演習によって研修を展開する。
○講義は、理念、人間関係論、発達と老化、社会発達論などの理解を中心とする
○演習は事例を用いて心身の評価を行い、リハビリテーションの視点を生かし、リハ職と協働した支援の方法をGWで実施する
○評価と支援方法も事例を使い演習で実施する

課題学習の可否: 一部可 課題学習は8時間を超えない配分とする

留意事項等:
○演習は12時間程度する

修了評価の方法:
筆記試験(50問程度、100点満点中60点以上が合格)+実技試験

受講要件: 特になし

講師要件:
・当該科目における十分な知識・専門性を有し、講師等の教育経験があること
・修士課程を修了していることが望ましい
・日常業務で介護福祉士と共に働いた経験のあるリハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・作業療法士等)、または、リハビリテーション科専門医(大学講師以上)が望ましい

カリキュラム:生活支援のためのリハビリテーションの知識

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