カリキュラム:個別支援計画作成と記録の演習

領域名: 生活支援・介護過程に関する領域

科目名: 個別支援計画作成と記録の演習

教育目的:
・利用者の状態に即した個別支援計画を作成・評価することができる力を育成する
・個別支援計画を実施する際の記録様式の作成、記録方法を評価し、新しく開発する力量を形成するとともに指導できる力を育成する
・個別支援計画の作成をチームにおいて指導できる力を育成する

到達目標:
・医療・リハビリ・認知症など、これまでに学習した知識をふまえたうえでアセスメントを行い、課題を明確化し、個別支援計画を評価することができる。
・利用者の全人的理解や他専門職からの情報を統合し、個別支援計画を作成することができる。
・作成した個別支援計画に沿った記録様式の作成と記録方法を評価し、他職員に指導できる
・チームにおいて個別支援計画作成の指導ができる

時間数: 30時間

含むべき内容:
○事例に沿った医学的知識、運動学の知識、介護過程の展開に沿った個別支援計画の作成と指導
○作成した個別支援計画の評価、修正
○個別支援計画に沿った記録様式の作成、記録方法の修得
○記録方法の指導、

含むべきキーワード:
記録の基本原則(数値で表すもの・数値記録等)、観察した内容(観察記録等)、参考となるエピソード(エピソード記録等)、SOAP)・職員の行動記録・客観性の
確保・アセスメント・ICF・課題抽出・目標設定・個人情報・支持的機能・介護観の統一・ケアの共有化

考えられる研修の展開:
○講義と演習によって研修を展開する。
・講義で総合的な個別支援計画作成の考え方等を学ぶ
・「認定介護福祉士としての介護実践の考え方」科目で作成した個別支援計画の修正を行う
・個別支援計画作成の指導ができる
・個別支援計画に合わせた記録様式を検討する
・記録様式を作成する
・記録方法を検討する
・記録方法の開発と指導ができる

課題学習の可否: 否

留意事項等:
○演習は、個人ワークとグループワークを織り交ぜて実施する。
○個別支援計画とは、高齢者支援におけるケアプラン(介護サービス計画)や障害者支援におけるサービス等利用計画をもとに提供される各サービスにおいて介護職が作成する支援計画のことを指す。ここでは法律上規定されている用語ではなく、施設・事業者を問わず介護職が提供するサービスの個別の計画のことを包括的に指すものとして使用している。

修了評価の方法:
筆記試験 (「認定介護福祉士としての介護実践の考え方」科目で作成した個別支援計画の評価・修正)

受講要件:
・「認定介護福祉士としての介護実践の視点」を修了していること

講師要件:
・当該科目における十分な知識・専門性を有し、講師等の教育経験があること
・修士課程を修了している介護福祉士であることが望ましい

カリキュラム:個別支援計画作成と記録の演習

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