認定介護福祉士は全国で28名に

一般社団法人認定介護福祉士認証・認定機構は新たに17名を認定介護福祉士として登録したことを発表しています。
これで、認定介護福祉士は全国に28名となりました。

見てみると、やはり特養や老健といった施設に多い印象です。

介護老人福祉施設新さかい幸朋苑
丹沢自律生活センター総合相談室
地域密着型小規模特別養護老人ホームプライムハイツ春江
特別養護老人ホームともしび
ニチイ学館錦糸町支店
介護老人保健施設ハートランド・ぐらんぱぐらんま
ニチイ学館神戸支店
特別養護老人ホーム桜井の里
特別養護老人ホーム白寿園
介護老人保健施設デンマークイン新宿
特別養護老人ホームくわがい
第二小山田特別養護老人ホーム
介護老人保健施設エンジェルハート
特別養護老人ホームいづテラス
介護老人保健施設聖の郷
障害者支援施設みずき
サンライフ三友（有料老人ホーム）
特定非営利活動法人ほのぼのセンターひなたぼっこ
障害者支援施設永幸苑
小規模特別養護老人ホームすいせんの里
株式会社フージャースケアデザイン（シニア向け分譲マンション）
株式会社プリーズ
セントケア東京株式会社
嵐山寮地域密着型総合ケア施設ひろさわ
社会福祉法人慶美会
特別養護老人ホームはるか
ケアハウスこうべ（有料老人ホーム）

16人が特養もしくは老健での勤務ですね。
在宅部門でも、ニチイ学館・セントケアいった名前が見られています。
ちなみに障害の分野で働いているのは3人ですね。

また、そのうち10人はいずれの介護福祉士会にも登録していないということで、
介護福祉士会という職能団体の意義自体にも疑問符が付きそうです。

今回、介護保険の改正がありますが、
報酬改定にも認定介護福祉士についてはまったく触れられることはなく、
認定介護福祉士の価値を高める機会を失ってしまったという印象です。

次回改定までに認定介護福祉士の養成が進んでいれば、加算の算定条件になるなど
メリットが生まれてくる可能性も大きいと思われますが、現在のペースでは難しいでしょう。