認定介護福祉士は2025年には介護福祉士全体の2~3%に?

日本介護福祉士会の報告をもとに、認定介護福祉士についての最新情報をお伝えしています。

認定介護福祉士養成の今後という題でこのような記述があります。

認定介護福祉士養成の今後
○制度構築後、出来る限り各都道府県で認定介護福祉士となるための研修が受講できるように努める。
○2025(平成37)年には、介護福祉士の2~3%が認定介護福祉士になることを想定して検討をすすめる。

2025年には介護福祉士の2~3%を目指すとしています。
キャリア形成と位置付けている中で、
2~3%しか取得できない資格というのはかなり狭き門という印象もありますね。

現在介護福祉士の有資格者数は1,183,979人となっています。
この数字は今後10年でさらに増えていきます。
統計を見ると、だいたい年間で8~10万人程度介護福祉士の有資格者は増えていますので、
10年後には介護福祉士の有資格者数は200万人にも届くのですが、
これの2~3%として、全国で認定介護福祉士は4~6万人前後ということになるでしょうか。
地域のニーズに応え、地域包括ケアを推進していく人材として期待するのであれば、
絶対数が不足しているという印象は否めません。

ここまで日本介護福祉士会ホームページの認定介護福祉士養成についての検討結果報告書をもとに掲載しました。
ダイジェスト版でない方の報告書ではモデル事業に参加した方々のアンケートも記載されています。

モデル事業のアンケートでありながら、無回答といった内容なども目立ち、
モデル事業の研修を受けるという意味を十分に理解できていなかったのではないかなという印象も受けます。

認定介護福祉士は2025年には介護福祉士全体の2~3%に?

welconnect

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクトの代表。ウェブ制作を通して介護が社会に開かれることを目指しています。 ウェブサイト制作やリニューアルについてのご相談もお待ちしています。

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