最初の認定介護福祉士は?

「認定介護福祉士」初認定へモデル研修- 日本介護福祉士会

 日本介護福祉士会は、介護福祉士の上位資格に位置付けられる「認定介護福祉士」の初認定に向けたモデル研修を開始した。モデル研修では今年10月から来 年3月までに、16日間にわたって研修を実施。さらに来年秋以降、マネジメントなどの研修を追加実施し、すべての研修を修了した参加者を初の認定介護福祉士に認定する予定。

認定介護福祉士は、昨年1月に取りまとめられた厚生労働省の「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会」の報告書で、介護福祉士資格を取得した後のス テップアップとして創設が提言された。その後、日本介護福祉士会が事務局となり、「認定介護福祉士(仮称)の在り方に関する検討会」(委員長=太田貞司・ 神奈川県立保健福祉大教授)を設置。その役割や、資格を得るための実務経験、研修の在り方などについて定期的に議論を重ね、今年4月には中間まとめを発表 した。

今回のモデル研修は、この中間まとめに沿って実施される。モデル研修に参加しているのは、▽介護福祉士の資格取得後5-10年の実務経験を持つ▽ユニットリーダーやサービス提供責任者などを経験し、現在は現場のリーダーへの指導を行っている-などの条件を満たした人材。

研修科目は「総合的な介護計画作成の演習」や「移動(移乗を含む)の自立支援の実践」「疾患・障害等のある人への生活支援・連携」「チーム運営の理解と職 種間連携」などで、来年2、3月には4日間にわたって事例を用いた演習も行われる。4月以降、参加者は、それぞれの職場で研修内容を踏まえたサービス改善 に着手。7月には、その成果について報告する集合研修が行われる。さらに秋以降は、マネジメントなどに関する研修が行われ、すべての研修を修了した参加者 が認定介護福祉士に認定される。

世界で初めての認定介護福祉士が、来年には誕生する見込みです。

あくまでこれはモデル事業ですが、今年10月にスタートして来年の秋に行われるマネジメントの研修などが終了するまでなので、
およそ1年かけての認定介護福祉士養成ということになります。

当初からいわれていたように、
400~500時間という膨大な研修時間が必要になるため、このような長期での認定になりそうです。

当然、その認定を受けるのに必要な費用なども気になるところです。

 

最初の認定介護福祉士は?

welconnect

介護福祉ウェブ制作ウェルコネクトの代表。ウェブ制作を通して介護が社会に開かれることを目指しています。 ウェブサイト制作やリニューアルについてのご相談もお待ちしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です