カリキュラム:生活支援のための運動学

領域名: リハビリテーションに関する領域

科目名: 生活支援のための運動学

教育目的:
・介護福祉士として生活支援に必要な運動生理を理解し、支援することができる力を育成する

到達目標:
・筋・骨・関節など運動器系や脳・脊髄・末梢神経など神経系の解剖・生理機能を理解し、支援に活用できる。
・関節可動域や関節運動などヒトの基本的な動きについて理解し、支援に活用できる。
・日常の諸動作の中で、身体各部の相互関係を理解し、支援に活用できる。

時間数: 10時間

含むべき内容:
○身体表面のランドマークの名称
○骨、関節、筋、中枢神経、末梢神経などの解剖・生理
○内部器官の運動時の生理
○身体運動の基本的知識(関節可動域、筋力、運動の方向、動作)
○運動の基本的な力学的考え方(モーメントなど)
○摂食嚥下における解剖・運動生理

含むべきキーワード:
身体各部の名称、骨、筋、関節、神経、解剖生理、運動、摂取と代謝、モーメント、摂取と代謝

考えられる展開:
○集合研修(講義)又は課題学習によって研修を展開する。
○身体表面のランドマーク、骨、関節、関節可動域、筋、中枢神経、末梢神経等の解剖生理は個別に課題を与え、自己学習を可とする
○その他の内容も課題学習を可とする。

課題学習の可否: 全部可
※通信学習(e-ラーニングやビデオ学習を含む)の手法も可

留意事項等:
○なるべく広範に知識を教授すること

修了評価の方法:
筆記試験(50問程度、100点満点中60点以上が合格)
【特記事項】この科目は自己学習で試験だけを受けることができる。

受講要件:特になし

講師要件:
・当該科目における十分な知識・専門性を有し、講師等の教育経験があること
・修士課程を修了していることが望ましい
・日常業務で介護福祉士と共に働いた経験のあるリハビリテーション専門職(理学療法士・作業療法士・作業療法士等)、または、リハビリテーション科専門
医(大学講師以上)が望ましい

カリキュラム:生活支援のための運動学

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