厚生労働省の介護人材確保検討会において、認定介護福祉士について議論されましたので紹介します。
厚生労働省は2日、介護人材に占める介護福祉士の割合を2025年までに5割に引き上げる考えを同日の「福祉人材確保対策検討会」に示した。複数の委員がこれに賛同した。現在は4割弱で、これまでも5割を目標としていたが、達成期限が不明確だった。
また、厚労省は介護人材全体を専門性の高低でA~Cの3層に分け、介護福祉士は最上位のAランクと位置付けた。介護福祉士のさらに上に、現在関係団体が検討中の「認定介護福祉士」を置く構想という。
介護福祉士にどの程度高い専門性を求めるかについて委員の意見は分かれ、介護福祉士養成施設のカリキュラム拡充を求める意見もあれば、「介護福祉士をBランクとし、介護人材全体の5割よりも比率を上げるべき」とする意見もあった。
また、「介護福祉士になるまでの過程が人によって異なるので一くくりにできない」とし、介護福祉士を二つに分けるよう求める意見もあった。
別の記事では認定介護福祉士(仮称)となっていましたが。
介護福祉士の比率を増やすとともに、その上位資格である認定介護福祉士を確立させ、キャリアアップを目指すという方針です。
福祉人材確保対策検討会で議論される認定介護福祉士